今回お届けするのは、共同代表を務めるCOO山口のインタビューです。なぜAzitを選び、今何を感じながら共同代表として会社を率いているのか。取締役CROの須藤が読者の視点に立ってインタビュアーとなって深堀りしました。
PROFILE
山口恭平 代表取締役COO
2012年株式会社ディー・エヌ・エーに新卒入社。株式会社DeNA Games Tokyo取締役、グローバルゲームエグゼクティブプロデューサーを経て、2019年4月Azitに入社。プロダクト本部長を務めた後、2020年6月取締役に就任。2024年9月より現職。
自分自身のチャレンジを通じて、日本を良くしたいから
ー Azitの中では唯一、創業メンバー以外で取締役を務め、その後共同代表になりましたが、それによっての変化は感じましたか?
正直なところ、ポジションが変わったからといって大きな変化は感じません。入社を決めたときから「自分が会社を引っ張っていくぞ」という気持ちで挑んでいて、取締役になったから何かが変わるということは、あまりなかったんです。共同代表になったときもそうです。もちろん、責任や働き方は異なったりしますが、根本の考え方に変化はないですね。
ー 会社に対する向き合い方は、ポジションによっては変わらない。という感じなんですかね。もともとゲーム業界にいて、そこからAzitへと来てくれた理由を教えてください。
幸運にも、やりたいことがいっぱいあるんです。たくさんあるならチャレンジングなことを選びたいと思っていて。
当時のAzitはライドシェア事業をやっていましたが、法規制の変更など、日本での大規模な展開を狙うには多くのハードルがあり、入社前に「こうすれば上手くいくだろう」という流れが自分の中でイメージできなかったんです。そこに、想像できないくらいのチャレンジができると感じたので、入社を決意しました。
ー そこから事業をピボットして、今に至るわけですが…
入社時点でこそライドシェアでしたが、究極的にはライドシェアだけが本当にやりたかったかというと、別にそうでもないんですよね。ただ「ものすごい難しい問題を解こうとしている、そのチャレンジを自分もしたい」と思ったのが、率直な想いです。
今は、物流・サプライチェーン周りでDeliveryXをはじめとした事業を展開していますが、今日本が抱える中でも、ものすごい大きな産業の中で、そこの仕組みを変えたり、新しいことにチャレンジするというのを、スタートアップの立場で取り組んでいると思っています。
それは、2024年問題(輸送能力が不足し、「モノが運べなくなる」可能性があると言われている問題)も含めた様々な問題があると言われている中で、今後、日本に住んでいる人の生活を変えるような責任とやりがいがある仕事だと思うんですよね。少し大きな話にはなりますが、基本的には「日本を良くするため」に働いて、会社を経営しています。
ー シンプルに、なぜ「日本を良くしたい」と思ったのですか?
1つあるのは「日本に住む」という意思決定を自分自身でしたからですね。学生時代に中国に留学して、前職でも中国と日本のゲームパブリッシュ事業を立ち上げていました。転職を含め「中国で働く」という選択肢もあったんですが、結婚もして家族の事情もあり単身赴任ではなく、日本で家族と過ごそうと決めたことで少し意識が変わりました。そうなったら、日本でどういうことをするのか、日本をより成長させるにはどうすべきかとか、そういうことを考えたくて。
この日本という国で、自分のやるべきことを成し遂げないといけないと思っているんですよ。Azitに入って何かを成し遂げるとか、モビリティの領域で何かをやり遂げるということも、自分で決めたことじゃないですか。自分で決めたことを翻すのは、ダサイしやりたくなくて。
Azitは、やり切ることを諦めない集団
ー Azitのチームに対しては、どう感じていますか?
正直、この会社は良いときばかりではなく、挫折も経験しているんですよね。特に、コロナになったときの事業への打撃は大きくて。でも、誰も諦めなかったというのは、大きな体験だったと思います。実は周りからも「なんであのタイミングでやめなかったんですか」みたいなことを言われたりもしたのですが…。
素直に、僕には諦めるって選択肢はなかったんですよね。これは「皆が諦めなかった」っていうのが1つ、大きくあって。諦めない仲間たちが、目の前にいたんですよ。あの環境でも諦めない人たちでチームを作ってビジネスができるのは、すごく大きいチャンスだと感じてたんです。それはなんか、貴重なチームだなって。
実際にできるかどうかはさておき、このチームなら成し遂げられる何かがあるな、と強く思ったんです。
ー たしかに、当時強い一体感があったと思います。その体験を経て、今後どのような会社や組織の風土を作っていきたいと考えていますか?
基本的には、やり切る人たちの集団でいたいですよね。やり切ることを諦めない集団でいたいし、ベクトルは世の中の「こと」に向かってほしいと思っています。
例えばですけど「いや、それできないと思ってたんですよ」みたいに、責任を人になすりつける人って、一緒に前向きに働きづらいじゃないですか。「なんでこれがいいのか説明を僕にしてください」みたいな。もちろん説明責任は果たすし、そこで疑問を問われればちゃんと答えますが、それをなんか「なんでこの戦略が妥当なのか、僕を納得させてください」みたいな人だと、違うのかなって…
ー 逆に言うと「自分がやっている」という意識がある集団だといい、という感じでしょうか。
そうですね。自分の意思を持って「こうやりたい」「こういう責任を持ちたい」みたいなことを、責任と権限をセットにして機会を与えられるような会社でいたいと思っています。むしろ、そういう自分の意志を持ったコミュニケーションは、歓迎していくような組織でいたいですね。
現状を再構築する独自の難しさと向き合いながら、挑戦を続ける
ー 今後、物流領域でどんなチャレンジをしていきたいと思っていますか。
難しいという前提ですが、この領域は新しい仕組みを入れるしかないかなと思っています。そう言うと、ポジショントーク過ぎるのですが…今後、人手も不足して、荷物も小口化し続けると、総じて今の日本の生活環境が悪化する方向で対応するっていう方針を取らざるを得ないんじゃないかと考えていて。
荷物が「正しく」「早く」届くというのは、世界を見たときにも、もの凄い価値だと思っています。それを、人のオペレーションで構築してきたわけですが、今後はそれをテクノロジーを用いてどう再実現し、最適化していくかというのが、大きなチャレンジになると思っています。日本の生活の豊かさを損なわない、更に引き上げ生活をより豊かにしていくことが、僕たちのチャレンジですね。
僕たちのやっていることって、ゼロイチを作るわけじゃないんですよ。すでにあるもの、大きな日本全体を動かしてるものを、今の動いてる状態のままで未来の生活に向けて再構築していくという難しさがあります。
ー 物流領域に大きなインパクトを与える動き、そして動かしながら変えていくという難しさに対して今、何が求められていると思いますか。
やっぱり、もっと仲間を集めなきゃいけないな、というのは感じていて。仲間というのは、社員という意味はもちろんですが、それだけではなく、提携企業などもです。まさに、同じ志を持って実行できる仲間ですね。日本全体を変えようとするには、それくらい仲間集めは大切なことだと思っています。
ー 最後に、読者に向けて伝えたいことはありますか?
Azitは、日本を変えていくとか、新しいことを生み出すっていうことに対して、まっすぐにチャレンジしてる会社だと思っています。そういう面に共感してくださったり、面白みを感じてくださる方に、ジョインしてもらえると嬉しいな、と思っています。まだまだ僕たちのチャレンジは、道半ば。1合目くらいだと思っていて。日本の課題を解決していくために、一緒にチャレンジしてくださる仲間がいるといいな、と思っています。
キャリアアップとか、自己実現とかももちろんいいのですが。その先にある未来を見て、一緒に働いている間は、同じ方向を向いて一緒に頑張りたいなと思ってます。そんなチームを作り、物流業界を変えていきましょう。
インタビュアー:CRO 須藤信一朗、編集:坂井華子
採用情報
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