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【ex Azit】後編|変わらない熱量、広がる選択肢。Azitがくれた“人に向き合う力”

    2025.08.06

    Love from Azit 編集部

    Azitを卒業し、別の場所で挑戦を続ける“ex Azit”の仲間たちに、Azit代表の吉兼が話を聞くインタビュー企画「ex Azit」。第一弾は株式会社shizai代表の鈴木暢之さんをお迎えしています。

    後編では現在経営されているshizaiでの組織作り、Azitカルチャーへの想い、そして、これからAzitにジョインする人へのメッセージを伺いました。

    ▶前編はこちら
    【ex Azit】前編 | Azitを経て起業を選択。shizai代表鈴木さんが振り返るAzitの創業期

    PROFILE

    株式会社shizai 代表取締役 鈴木 暢之(すずき のぶゆき)さん
    新卒で株式会社電通に入社。国内/海外のエンタープライズクライアントの事業支援を担い、2016年末に退職。2017年よりライドシェアプラットフォーム「CREW」を運営する株式会社Azitに初期メンバーとしてジョイン。事業開発、オペレーション、CS、PR、コーポレート、採用/組織戦略等、プロダクト開発以外の領域全体を統括する経営メンバーとして活動後、2020年3月に退職。2020年10月に株式会社shizaiを創業。

    “しんどさ”を楽しさと熱に変えるカルチャー

    ー shizaiとAzitで、組織づくりの観点で違いはありますか?
    「事業成長の過程で辞めてしまう人がいることは、一定仕方ないこと」と思えるようになったことですね。Azitは仲が良く、続ける人が多いカルチャーだったなと思っています。しかし、実際自分が経営していくとなると、どうしてもフェーズの変化の中で、個々人と組織があわなくなる局面も出てくるんですよね。

    会社と本人の矢印を合わせたいとは思っていても、ライフステージの変化などで本人の方向が変わっていくこともある。そのときに、モチベーションが半減してしまっている人に残ってもらうより100%の力で取り組んでくれるメンバーで純度高く事業に向き合えている方が、結果的にチームとしてはワークする確率が高いと思っています。

    もちろん採用した人には辞めてほしくないし、ずっと一緒にやっていきたいという気持ちはあります。ただ、以前よりは「その人自身の選択を尊重する」という考え方に明確にシフトしました。

    Azit CEO 吉兼

    ー 卒業した立場としてAzitに対して「こうなっていったら面白い」と思うことはありますか?
    良い意味で「変わらないでいてほしい」と思っています、特にカルチャーは。Azitって、いつどんなときも「ここからっす!」って言ってる会社だなと思っていて(笑)そういう空気感を持つ人たちが、最終的に勝つんじゃないかと思ってるし、僕自身もそうありたいと思っています。しんどいときに、なぜかテンション高く楽しんでる人がいる。そういう組織の強さを感じるし、見ているだけで元気をもらえるんですよね。

    僕自身も、Azitにいたことで性格が変わった部分があると思っていて。もともとは、物事を頭で考えて「メリットはA、デメリットはB…」みたいに整理するタイプだったんです。でもAzitにいたことで、「わからないけど、とりあえずやってみるか!」みたいなマインドに変わっていった実感があります。

    ー たしかに、僕は「考えすぎですよ」って人生で一番言った相手が、ノブ(鈴木さん)だった気がします(笑)
    真顔で言えた年齢でしたからね(笑)組織については「変わらないでほしい」が本音です。事業に関しては、どちらかというと「堅く当たりそうなマーケットを狙う」会社ではなくて、「いろいろやっていたら、ひとつ大きく跳ねた」みたいな会社だと思っているので、今後もどかんと突き抜けてほしいですね。

    ー 嬉しい言葉です。もちろん積み上げるべところは積み上げながらも、突破口を突き抜けていきたいですよね。
    吉兼って、創業してから今まで、ずっと打席に立ち続けてきたと思うんですよ。10年もそれを続けている人って、かなり稀有だと思っていて。本当にすごいことだと思います。だからこそ、「ここからっす!」って本気で言える仲間じゃないと、その環境には向かないとも思うんですよね。

    広がるキャリア。Azitの“その先”

    ー 今、Azitに入ることのメリットって何だと思いますか?
    Azitは「人材の種類×年齢」みたいなマトリクスにおいて、かなりケイパビリティが高い会社だと思っています。たとえば「大企業出身×20代」とか「スタートアップ経験者×30代」とか、どういうバックグラウンドの人でも、適切なアサインをする感覚がAzitにはあるんですよね。

    スタートアップに挑戦したいけど、「自分に合うか分からない」「入ってみたらミスマッチだった」みたいな話って、世の中にはよくあると思うんです。

    でもAzitの場合は、そうならないようなアサインの妙がある。このくらいのボールを投げたらこの人はできるだろう、みたいな勘所に長けていて。だから、最初からミスマッチが起きることが無い気がします。そもそもミスマッチが起きそうな人は採用しないという判断も含めて、きちんとしていて。だからこそ、入社する人には最初から発射台が用意されていて、すごくいいなと思います。

    shizai 代表 鈴木さん

    ー ありがとうございます。そう感じてもらえていたなら嬉しいですね。
    あと、Azitは、辞めた後の選択肢も広くなる会社だと思っていて。長く定着する人もいれば、起業する人もいる。もちろん辞めることを前提に働くわけではないけれど、「辞めたあとにも選択肢が広がる会社」だと思っています。

    キャリアという意味でもすごく可能性が広いし、「人に優しい会社」という印象も強いですね。やっぱり、アサインが上手なんですよね。お互いがんばりましょう。

    聞き手:吉兼周優 編集:坂井華子

    採用情報

    Azitでは、各職種で採用を行っております。詳細は、以下のページをご覧ください。

    https://herp.careers/v1/azitinc

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